紅葉やイチョウの切り絵を作ってみよう!
赤い紅葉や黄色のイチョウ。鮮やかで華やかな秋ならではの拾い物は、子どもの大切な宝物になりますよね。ですが、時間が経つと色あせたり枯れたりしてしまうため、「せっかく拾い集めたのに…」とがっかりしてしまうかもしれません。
そこで、色画用紙を使って『枯れない紅葉やイチョウの切り絵』を作ってみてはいかがでしょうか?
ただの工作ではなく華やかな飾りにもなるので、2倍楽しむことができます。
先にご紹介した『葉っぱスタンプ』のまわりに飾っても楽しいですよ♪
以下、作り方をご紹介いたします。
【材料】
- マルアイ:色画用紙 レモン PI-N45LY
- 色画用紙 あか PI-N45R
- ハサミ・ペンまたは鉛筆
【作り方】
- 左右対称になる作りたい切り絵の「画」を決める
- 色画用紙を二つ折りにして「画」の片側を何個も続けて描いていく (フリーで描くのが難しいときは、ティッシュの箱など少し硬い紙に「画」を描いて ハサミで切り取り、縦半分に切ったのを型紙にして描いていくと簡単です。)
- 二つ折りにした紙に描いた線に沿ってハサミで切る
- 切ったのを開くと・・・つながった切り絵の出来上がり♪
紅葉やイチョウの形をよく観察して、その形を写し取り、複数が連なるように切り抜く。
たくさんの工程を自然に体験しながら、センスと器用さを育むことができます。最初は途中で切れてしまったり、上手く紅葉やイチョウの形にならないかもしれませんが、何度か繰り返すことで、形をきちんと把握したり、きれいに切り抜くことができるようになります。
完成した切り絵がご覧のようにゴージャスで見栄えがするので、何度か失敗したとしても達成感を得られることでしょう。
うつろう自然をアートに写し取って楽しむ遊び。
子どもの芸術への興味を引き出して、作る楽しさを呼び覚ますことができます!
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【材料】
- マルアイ:色画用紙 レモン PI-N45LY
- 色画用紙 あか PI-N45R
- ハサミ・ペンまたは鉛筆
こうした工作作りを通して子どもたちの芸術感性を引き出してあげましょう!
子どもの芸術センスや感性を伸ばすには?
子どもからお絵描きや工作の感想を求められたり、「一緒に描いたり作ったりしてほしい」とねだられることはよくあると思います。
そんな時、どんな言葉をかけてあげればいいのか、どんなことをしてあげればいいのか戸惑ってしまうことはありませんか?
今回は子どもの芸術センスや感性を伸ばすためにご両親がしてあげられることや、素直な感性を伸ばすための言葉の掛け方について考えます。
・芸術やアートに答えはない、自由な発想を大切に
子どもの感性はとても瑞々しいもの。自由な発想で生み出される作品を見てハッと驚かされたり、「うちの子は天才かも!?」などと期待してしまうことも多いはずです。
逆に、太陽を青く塗ったり地面を赤く塗るなど、「これはちょっと…」と思ってしまうような不思議なセンスを発揮することも。
でも、そんな時でも「その色や描き方は変だよ」などと否定してしまわないことが大事です。
まずは子どもの素直な感性を認めて、一生懸命作り上げた作品を褒めてあげましょう。
「楽しい絵が描けたね、どうしてこの色で塗ったの?」などと尋ねて子どもの意図を聞き出すようにすれば、「大好きなパパやママに認められた!」という満足感が持てます。
また、そこから自信が生まれてさらなる創作意欲がわくことでしょう。
大人になると、どうしても「上手く作ったり描いたりしてほしい」といった期待や、「これはこうあるべきだ」といった固定観念にとらわれてしまいがちです。
ですが、何より大事なのはのびのびと楽しむこと。まずは子どもの自由な発想にまかせて、存分に楽しませてあげてください。
・絵や工作が苦手だから、自信を持って子どもに感想を言えない…
「絵心がないから」「器用じゃないから」と、子どものお絵描きや工作に付き合ったり、アドバイスすることに腰が引けてしまうご両親もいるかもしれません。
「いっそ教室などに通わせて、プロの先生に指導してもらおうか」と考える方もいらっしゃるようですが、子どもにとっての何よりの喜びは、大好きなご両親に褒めてもらうこと。
まずは最後まで描いたり作り上げたことを褒めた上で、良いと思った点を具体的に挙げてみてください。
「綺麗な色だね」「形をしっかり作れているね」など、率直で素朴な感想で構いません。
難しい言葉やひねった感想よりも、よほど嬉しがってくれるはずです。
自分が作り上げたものを褒めてもらえて、興味を持ってもらえることで、再び取り組む意欲がわくからです。
・子どもと一緒に楽しむことが第一
感性の発達において大きな役割を果たすのは、他者に共感したり、共感してもらった経験です。
ご両親がアートに苦手意識を持っていたとしても、ただ一緒に描いてくれたり、作ってくれることで、子どもは十分満足するのです。
たとえ上手くいかなくても一緒に悩んでくれたり、試行錯誤してくれることで、子どもは「真剣に向き合ってくれた!」という充足感を持ちます。
道具や材料をそろえたり、場所を用意してあげるといった大人の役目を果たした後は、ご両親も童心に返って楽しんでしまいましょう。
「アートは難しいものではなく、楽しいものなんだ」という原体験を多く積むことができれば、学校の宿題で絵や工作が出る頃になっても、積極的に取り組んでくれることでしょう。
・アートに親しんで欲しいのに、子どもが興味を示さない…
お絵描きや工作が苦手、あるいは器用だったりセンスがありそうなのに全く興味を示さない、といった子どもも中にはいます。
特に後者の場合は、ご両親はより歯がゆく思ってしまうかもしれませんね。
ですが、無理矢理させても苦手意識を強めたり、かえって興味を失ってしまいかねません。
そんな時は、子どもの興味の傾向を観察してみると良いでしょう。
何を面白がるのか、どういった事に興味を持つのか、といった方向性です。
そして、その要素を取り入れた芸術への触れ方を示してあげましょう。
たとえば物を集めるのが好きな子なら、落ち葉やどんぐりを集めさせてみたり、様々な傾向の作品が展示された子ども向けの美術館に行ってみる、など。
前者はそれを材料にした遊びを示して、後者は興味を持った作品の図録や絵ハガキを買って模写する、などの方法があります。
既製品のオモチャにしか興味を示さないなら、壊さない程度に中を開けて仕組みを観察してみると良いでしょう。
そこから新たな興味が広がって「自分でも工作してみたい」などと思うかもしれません。
昨今はこうした興味や創造性をうまく引き出してくれる「知育玩具」なども販売されています。
そういった物の力を借りるのも良い方法でしょう。
もちろん基本はご両親が一緒に取り組んで楽しむこと。
それを忘れずに、いろんな芸術への親しみ方を示してあげてください。
実際に工作遊びをしてみましょう!
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